2023年8月16日水曜日

ボカロ動画制作のリハビリでワークフローの復習

創作を再開すべく、でもコロナ禍で2年ぐらいサボっていたので、リハビリ。
あと、お出かけしたときの動画をMVで使いたいのと、動画のカロリーを下げて、もう少し腰を軽く創作を継続したいので、MMDとBGを2Dで扱うワークフローに変更。
ということで自分用の備忘録。

○リップシンクを付加する。
・Cubase(Vocaloid Editor for Cubase)で作ったプロジェクトファイルを、vsqx出力用にコピーしておく。
・vsqx出力用Cubaseプロジェクトを起動し、伴奏やサブボーカルのトラックを全て削除し、メインのVOCALOIDトラックのみにする。
・テンポトラックを使用していない場合は、テンポトラックを追加し、曲のテンポと同じにしておく。
・VOCALOIDトラックを4拍前に出す。テンポを途中で変更している場合は、テンポトラックも4拍前に出す。(MMMに取り込んだとき、4拍ずれる。)
・vsqxを出力する。

〇MMM
・設定で、スクリーンFPS:30、出力スクリーンサイズ:4200*4200、1秒当たりのキーフレーム数:30に設定
・モデルを読み込んで、モーションを適用
・元々の口パクがあれば削除
・BPM合わせ、編集→タイムライン拡大縮小
値を「適用したモーションのBPM÷作成した曲のBPM」にしてOK
適用したモーションがBPM138、作成した曲がBPM180なら138÷180=0.76666…となる。
適用したモーションのBPMが分からなければ、BPMカウンターが便利
・モーション仕上げ
・リップシンクを挿入して動作確認
・設定で、スクリーンFPS:60、1秒当たりのキーフレーム数:60に設定
・必要に応じてTOON(SimpleToonShader)を適用
・曲全体を通して見切れないような位置にカメラセットする
・背景をグリーンバック(R:0, G:255, B:0, A:255)に設定する
・書き出し設定、4200*4200、60fps、背景透明・オーディオ出力のチェックOFF、UtVideo T2 RGB DMOで4方向でAVI書き出し

〇プロキシの準備
・Media Encorderを起動し
①MMMから書き出したAVIファイル
  → UtVideo T2 RGBA DMO で1050*1050のAVI
②4K素材の背景は
  → 960*540のMP4
でプロキシを作成する

〇After Effects下ごしらえ
・背景素材を読み込んでトラッキング
・MMM素材を読み込んでKeylightでグリーンバックを抜く
Screen Colourをグリーンバックの色、Screen GainとScreen Balanceを両方とも100にする


コミックマーケットC102~そして転職へ

4年ぶりにコミックマーケットに参加しました。

仕事が数年がかりの巨大プロジェクトだったのと、コロナもあり、毎年参加できていたコミケからすっかり遠ざかってしまっていました。
で、コミケが遠ざかると創作も遠ざかるもので、カメラを始めたことでリソースが減ったところにコロナですっかり曲や動画の作り方を忘れていました。
とはいえ、4年分(ほとんど最初の1年に曲はできていたけど)の曲に動画だけ必死に製作し、何とか新刊を持っていくことができました。
零細Pで今風な曲でもないので、ほんとに少ない人ではありますが、それでも、視聴からの「新刊1部ください」は何にも代え難いニコニコなのです。
そして、ちょっと創作の楽しさを思い出しました。

実は、長らく某官庁でSEをやっていましたが、9月から民間の大手ITコンサルタントでお仕事をする運びとなりました。
なので、9月からしばらくはバタバタとしそうですが、それでも、創作は続けていきたい、そんな風に感じた久しぶりのコミケでした。

そして、コミケの翌週に転職に伴う引っ越しで今コミケの余韻に浸る間もなく荷造りに追われていますw