2017年12月23日土曜日

椎間板ヘルニアで緊急入院

まぁ表題のとおりなんですが、現在病室です。

先週の日曜日に救急搬送されて1週間、だいぶ良くなってきたので来週には退院できそうですが。マンガ読むのにも飽きたのでタブレットとキーボード持ち込んでCubase体験版をインストール、前回の入院の時みたいにプロットでも作ろうかな ←Now

先々週の日曜日に腰を痛めて、町のお医者さんに行ったんですが、その時はレントゲンを撮った結果、骨に異常はなく、筋肉の炎症ということで、痛み止めの薬をもらって飲んでいました。

だいぶ症状が軽くなってきたので、土曜日に車で、メンテナンスに出していたスノーボードを取りに行ったり、クリスマス用の動画にロフトに雑貨を買いに行ったりしたら、やっぱり運転がちょっとしんどかった訳です。

それでも無事家に帰ってきて、服を着替えて脱いだ服を洗濯機に持っていこうと歩いていたら、玄関の前で電気が走って、膝から崩れ落ちました。ホント話には聞いて、「大袈裟だなぁ」とか思っていたけど、立っていられません。

それが午前0時ころ。痛みに耐えて少し待ってみたのですが、まったく改善せず、少しでも動こうとすると涙が出るほどの激痛なので、ベッドに行くどころかその場から這ったり、姿勢を変えることすらできません。

仕方がないので、布団を持ってきてもらって、そのまま寝ることにしたのですが、結局一睡もできずに朝。痛みは全く引きません。そうこうしているうちに、小の気配が…
もちろんトイレになどとても行けません。ここで万策尽きたと思ったので午前10時ころ救急車を呼びました。

救急隊到着後、ストレッチャーに乗せるために運び出そうとしてくれるのですが、持ち上げられたらもう気が遠くなるような痛みで叫んでしまうので、運べません。仕方がないのでビニールシート(ビニールのタンカだったかも)を背中に滑り込ませて、マンションの廊下を引きずって行ってもらいました。

で、ようやくマンションの1階でビニールシートからストレッチャーに乗せられ、そのまま救急車で運ばれることとなりました。

病院に着いたら、すぐレントゲンだったのですが、なんせ姿勢を変えようとすると、とんでもない痛みが襲ってきて「痛い痛い痛い!」となるので大変です。

それでも何とかレントゲンが終わり、人生初のMRIを経験することに。MRIは仰向けのまま特に姿勢の移動がないので少し楽。せっかくなので人生初のMRIの様子をじっくり観察しようと思ったら、痛みで忘れていた尿意がすでに臨界点に達していたことを思い出してそれどころじゃない感じに。どれぐらい時間がかかるのかも分かっていなかったので、作動音がする度に「今度こそこれで終わるはず」と尿意とラストバトル渦中の自分を励ます意味不明な展開。結果、人生初のMRIは尿意バトルの記憶しかありません。何だよ。

MRIが終わった後、尿意が大惨事なのを看護師さんに伝えたところ、MRIに大量の尿が写っていてヤバそうだと思ったんだとか。そんな事も分かるんかい、と無駄に感心。
でこれまた人生初の尿瓶をもらって出そうとするのですが、これが人間ってすごいもので、トイレじゃない場所、普段と違う姿勢などから、「ここは出してはイカンところ」と本能が拒否して出ないんですよね。そんで悪戦苦闘していると、看護師さんから、「出ないなら尿道カテーテルにしましょうか」と言ってきたので、「もうちょっと頑張ってみるので大丈夫」と強気の返事。以前の入院時の経験で尿道カテーテルがハンパない痛さなのを知っているので、それでなくても腰の痛みで死にそうなのに痛み掛け算してどうするよってなもんで。何とか「ここはトイレだ…トイレだ…」と暗示を掛けて成功しました。

結局手術はせずに、痛み止めとコルセット、そして、コルセットから錘を繋いで腰を引っ張る牽引療法で治療していくことになりました。最初は寝返りを打つのも一苦労だったのが、水曜日には車いすに乗れるように、木曜日には歩行器で歩けるように、金曜日には杖をお守りに静かに歩くことができるように、と日に日に回復していきました。

現在は、前屈動作や長時間座ることはキツイですが、ある程度の日常動作はできるようになってきたので、来週の早々には退院できるかなという状態です。

これのせいで、曲が完成して動画の準備をしていたクリスマスソングは間に合わないわ、年末のスノーボード旅行をキャンセルして3万近いキャンセル料がかかるわで散々です。

入院中に頑張って曲作って、少しでも充実した入院ライフを送ることにします…
みなさんも腰には気を付けてくださいね。

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