2019年11月10日日曜日

新星景写真の作り方

新星景写真の作り方の備忘録です。
自分用なので画像とかは特につけていないですが、参考になれば。

1 背景と星景を読み込む

2 星景が複数あれば、一番下のレイヤーを基準に位置合わせをしていく。その際、比較対象のレイヤーの合成モードを「差の絶対値」にして、星ができるだけ消えるような場所に上のレイヤーを動かす。

3 位置合わせ完了済みの星景レイヤーをすべて選択してコピーし、レイヤー→スマートオブジェクト→スマートオブジェクトに変換

4 3の作業をもう一度行い、星景のスマートオブジェクトを2つ作成する

5 変換されたスマートオブジェクトを1つ選択し、レイヤー→スマートオブジェクト→画像のスタック→平均値(加算平均)、2つ名は最大値(比較明)

5 背景をコピーし、イメージ→色調補正→レベル補正で白レベルと黒レベルのカーソルをすべて星のレベルのピークあたりに持ってきて前景が黒、星空が白になるようにする

6 5のレイヤーのRGBをそれぞれ確認し、一番星空との境界が出ている色のレイヤー全体をコピーして貼り付け、新規レイヤーを作る

7 星空の黒い部分は、グラデーションツールで白をスクリーンで塗って消す。前景の白い部分はグラデーションツールで黒を乗算で塗って消す。細かい部分はブラシでレタッチして前景と星空を2値化する

8 イメージ→色調補正→階調の反転で白と黒を入れ替える

9 上から、背景マスク、背景、星景(比較明)、星景(加算平均)の順にレイヤーを並べ、背景に背景マスクを適用する。背景マスクレイヤーの全体をコピーしてからマスクをAlt+左クリックしてマスク編集モードにして貼り付けると、背景レイヤーの星景部分が消える

10 比較明にレイヤーマスクを適用し、星景部分をグラデーションツールで黒を乗算で塗って消す

11 背景部分は背景、境界線付近は比較明、星景部分は加算平均の合成が完成。あとは現像して完了

綺麗に仕上がるけど、面倒ですね。
遠景の稜線とかは空に同化しているので上手くいかなかったり、空に突き出しているオブジェは比較明でも消えないしで、結構、前景の条件に制約があります。

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